当院は1回でなんでも症状を改善させるような整体院ではありません。その方の身体の状態によっては少し時間が掛かってしまうことがあります。その理由は、今ある症状の改善はもちろんのこと、その症状が起きている根本的な原因の改善までを目指しているからです。そうすることでその場限りではなく、痛みや不調が再発しにくい体になってもらうことを目指しています。

時間が掛かったとしても、本当の健康を手に入れて質の高い毎日を過ごしたいと思っている方にとってぴったりの整体院です。

カウンセリングと身体の検査に力を入れています

一般的な病院、整骨院では、カウンセリングと身体の検査に時間をかけることが少ないと思います。保険診療では患者様が次々と来院されるため、一人にかける時間は限られています。

ですが、根本改善を目指す上で、カウンセリングと身体の検査はとても大事なことです。症状を作っている原因は必ずあります。原因がわからなければ、適切なアプローチはできません。その原因をみつけることが改善への第一歩であり、最も重要だと考えています。

施術費用は病院などの保険診療と比べて安くはありません

当院は病院や整骨院のような医療保険は利用できません。自費施術となるので、安価な費用ではありません。

その理由は3つあります。

理由1

一般的な保険診療と比べて、長く時間をかけて丁寧に身体をみるから

当院で行う施術はすべて自費になります。提供する施術は、あなたに合わせたオーダーメイドです。あなたが悩んでいる身体の不調、今の身体の状況、仕事内容や年齢、目標によりそって施術計画を考えます。流れ作業ではなく、あなたにあったベストな施術を提供するための価格となります。

理由2

国家資格取得者の完全自費施術になるから

整体は開業するために資格は必要としません。なので、素人の方が明日から整体師と名乗ることもできます。かなり怖い話です。大切な人の身体をみるうえで、解剖学などの医学的な知識を持っていることが最低条件です。それを保証することが、国家資格を持っていることになります。私は理学療法士という国家資格を持っています。臨床経験が豊富な私が、最初から最後まで責任もって対応させていただきます。

理由3

レベルの高い施術を行うためにお金と時間を多くかけているから

医学が進歩とともに、整体の技術も進歩します。施術者は、いつまでも勉強し続ける姿勢が必要です。高い技術を身に着け、学び続けるためには費用と時間が必要です。

今まで保険診療のみを利用されてきた方だと、保険外で高額だと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、痛みなどの症状改善はもちろんのこと、再発しないようなお身体にしていくことが可能です。
「整骨院に1年通ったけど、この膝は治らなかった」と話されていた方が、当院をご利用2回目で痛みが半分まで減ったと笑顔で話をしてくれました。施術をうけた方、全員が同じような効果を得るとは限りませんが、一生懸命サポートをさせていただきます。

提供する施術内容

わたしは理学療法士として、以前は整形外科や総合病院に勤務していました。なので、医学的な知識や経験をベースに、医療現場で生まれた整体技術を提供しております。
ボキボキと骨を鳴らすような危険な施術、強い痛みを我慢しながらの施術はいたしません。運動療法、セルフケアにも力を入れており、自宅で行えるセルフエクササイズを提案します。

当院でよく用いる手技のひとつ、筋膜リリースの説明をさせていただきます。

筋膜リリース

ここ数年で『筋膜』や『ファシア』という言葉が聞かれるようになりました。筋膜の障害によって痛みを中心とした身体の不調が起こることがわかってきたんですね。

当院でも筋膜への施術(いわゆる筋膜リリース)は行うことが多いです。なぜなら改善率が高いからです。それだけ筋膜の障害は身近に起きるものなんですね。

筋膜は2種類あり、浅筋膜と深筋膜に分かれます。

浅筋膜は皮膚の下にあり、身体全身を覆っているウェットスーツみたいなものになります。想像してみてください。ウェットスーツの脇あたりが硬くなっていると腕を上げるのが辛くなりますよね。この筋膜の硬さによって関節の歪みや硬さを作り、それが痛みとなるわけです。

深筋膜はそれぞれの筋肉の表面にあります。筋肉は人間の身体の中にギュウギュウに詰め込まれていますので、隣り合っている筋肉同士がくっついてしまうことがあります。筋肉は縮むことで力を発揮するので、くっついている状態ではそれが困難となるんですね。また、くっついている部位は強くひっぱられますので、痛みの原因となります。

筋膜の硬さやくっつきあっている部位を取り除くことを目的とするのが、筋膜リリースとなります。具体的な方法は、皮膚をつまんだり、つまんで適切に動かします。また、筋肉同士の間に指を入れ込み、わけるような操作を行います。